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末期日記新装版
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…嘘は言っていない。微妙にある部分を黙り拡大解釈しただけだ。
だが、それだけで相棒はきらきらと目を輝かせ
「それって男でも大っぴらにお菓子が買えるって事か!」
やったと小さく拳を握って喜んだ。

そこまでは言っていないそこまでは。

よくもまあこんなに都合良く解釈出来るものだと感心するが、その方が面白いので、まあねと肯定してやれば、
「じゃあ俺あそこ!あそこの買ってくる!」
こないださぁ、上官から貰ってすっごく美味くてさぁ。
なにぬねの。

止める暇もあらばこそ。

もういっぺん食べたかったのだと国民的怪獣と間違えた高級チョコのブースに向け突撃する背に
「ちょっと高崎、それいつ…」
沸き起こる嫌な予感に自分としては珍しく焦りを隠せぬ声をかければ
「こないだ!」
バレンタインの時!
振り返りもせずとんでもない答えが返ってきた。

なんだそれは。

あの上司の動向ならば手のものに根こそぎチェックさせている。今年は自分の上司に上司の好物の菓子を贈っていたはずなのは間違いない。なにせその上司にうざいほど自慢されたのだから。
それをそれよりも本命っぽいチョコをいつの間にか高崎にくれてやっていたなど…

手のものの報告にも、高崎の素振りにも不振はなかったから気づかなかった。

これだから油断がならないのだと、北西の方向に向け呪いをかける。

とりあえず、手のものは某ハラペコマチか自分の上司の親衛隊、どちらかの巣に投げ込んで高崎にはその状況をゆっくり躰に聞こう、今夜と言わず今からと決意を固めるその目の前に、
「ただいまー…」
走り出した時の勢いは何処へやら、相棒はしょぼくれて帰ってきた。
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