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末期日記新装版
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鉄の隅から今日は。
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「ミコミコナースのミコマイ新春濡れ濡れショー」
ツイッタのこの日のログを遡っていたらこんなツイートを発見いたしましたよ。アタシャ何考えとったのかなー?
そんな過去の自分に疑惑を感じる風邪引きうざきです。
迂闊に風邪引いちゃったよーとぽちょっと言ったら彼方こちらからご心配頂きまして、申し訳ないやら有り難いやら。
もう大分良くなりましたので、ご心配頂いた方々、本当に有り難うございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

と言う訳でまた大分間が空いてしまいましたが、漸く辿り着いた高崎駅の場面から続きでございます。お待たせして申し訳ございませんでした。
……てか、この人まだやるんだねーていう方のが多い気もするんだけど…


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こばわー
お久しぶりのうざきです。ここのところ色々溜め込んでいたものをお休みにやろうと思っていたら月曜日のお仕事中、あれ?なんか喉が痛いよーなで始まって、鼻がぐずぐずしだして段々熱っぽくなりましてーお仕事終わる頃には見事な風邪引きさんがイッチョ上がり!になりましたとさ。
グッスン。
お陰様で昨日は折角のお休みを1日寝て過ごしましたが、いい加減枕が堅いので頭が痛い!

なので、只今通販お申し込み中の方、拍手お返事をお待ちの方、遅れてしまいます。申し訳ございません。
だけど、2月に入ってこっち何にも上げてないのは寂しいので、とある方にお見舞いで上げた節分話を上げときます。
拍手の謎生き物がキャッキャしてる裏でバカップルはこんな事をしていたんだよと言う事で。
では皆様お体には重々重っとお気をつけて…




さて、そんな風にどこぞでオレンジと紫が日本古来の方式を現代風にアレンジした攻防を繰り広げていた頃…東日本の筆頭様はいそいそと帰り仕度をしていた。どのくらいいそいそかと言えば、無表情に鞄に荷物を一つずつ詰めるリズムも手際良く、いつものようにもたもたしていない。大体、いつもなら目についた物から適当に詰めるから、最後はぎゅうぎゅうになって口が閉まらなくなってまたごそごそ詰め直すのが常である。だが、それでもこの男が得なのは、そんな事もむ、と眉間に一本皺を寄せればとんでもなく熟孝した結果に見える事だ。真相は単に口が閉まらなくなった事に困っだけなのに。
しかし、そんな下校準備がトロくて友達に置いてかれる小学生のようだったこの男も最近は、出来た奥さんを貰ったせいか―当人が聞けばまだ貰われた覚えはないし貰われるとは何事だ自分は犬猫ではないし、まるで収入がなくて口べらしによそんちにやられるみたいじゃないか、そもそもその上から目線が気に入らない大体君は昔から…と延々文句いやさ、旦那の不自由な日本語を鍛える為の教育的指導が続くのだが、そんな事は基本都合の悪い事は耳に入れない男はまるっとスルーする。物凄く話がそれたが、ともかくその奥さんの教育のたまものでちゃんと大きなものからつめるようになった。それでも他の者よりとろかったのに、今日は妻から教わった事が120%活きている。
なんだやれば出来るじゃないかとそれを見たなら誉めてくれるだろう妻は先に帰ってこの場にいない。いやそもそも筆頭様がいそいそ支度をしているのはその先に帰った妻の元に早く帰りたいからである。
何故なら今日は待ちに待った年中行事中一番ウレシハズカシな行事である…節分だからだ。

ただ豆を巻いて鬼を追い払うだけの行事であった節分がいつの間にそんなウレシハズカシ行事になったと教育委員会からお叱りを受けそうだが、その場合彼は無駄に堂々と、
「恵方巻きが始まってから」
と答えるだろう。
関西のコンビニから始まったこの行事は最近の業界発のものとしては最も定着したものだろう。現に、駅で見かける特別ブースは年々気合いが入り売れ行きも好調である。だが、単に切った太巻きを食べるだけならば、ここまで人々の心を掴まなかっただろうし、彼の心もときめかなかっただろう。この新しい行事の肝は…普段切って食べる太巻きを…

丸かじりすることである。
常なら分けて食べる物を独り占めすることをおおぴらに肯定された事…それが、ホールケーキの丸かじりに憧れる気持にも似たささやかな贅沢感に繋がりここまで広まったのだろう、とこれは彼の…というより彼の疑問に対して答えた妻の推測である。
そういえば彼も大好きな太巻きを全部食べて良いんだよと言われたときは大層嬉しかった。
しかし彼はそれだけではないと思う。その太くて黒い物を一杯に口に頬張り無言で黙々と食べる。その健全なはずの姿に秘められた不埒な妄想に心ときめかせ、その夜多くの家庭でコンバンオヒマ?とYES/NO枕が力を発揮する事となるのだ。ビバ!少子化対策!
このようにマンネリ夫婦の危機すら救う素晴らしい行事に新婚ほやほや(あくまで彼の主観であり相手の意思は確認してない)の自分達が乗っかって何が悪い!
というわけで彼はさりげなーくこの日に向けて頑張った。まず、何気なさを装い「お前のところの太巻きは面白い物を入れるそうだな」問いかければ、妻は
「胡桃の事?あーあれ珍しいんだってねー」
僕のトコじゃ普通なんだけどねー
TVで取り上げられるまで知らなかったと笑って答えた。そこをすかさず、
「食べてみたい。作ってくれ」
と頼み込む。すると何の疑問も抱く事なく
「いいよ。じゃあ、今日の晩御飯にでも作ったげる」材料あったかなー
と気軽に受けてくれたがそれでは彼の野望は適わない。
「今日じゃなくて節分がいい」恵方巻きはそれにしてくれ。
今が攻め時と畳みかければ「べ、別にいいけど…」
彼の熱意が通じたのか心良く?了承してくれた。
ハラショー素晴らしい!
無言で心の中で快栽を上げた彼はこの時妻がなんとなく引き気味だったことになど気づく訳もない。
とにもかくにも、彼の野望の第一段階はクリアした。後は当日、妻が手づから巻いてくれた太巻きを二人で食べるだけ!
期待に胸ときめかせやっと迎えた今日この日。ここ暫く乱れがちであったダイヤも今日ばかりは正常運行。晩御飯に間に合うように頑張った。

あの艶な小さな口一杯に頬張ろうとして敵わず苦しげに顔を歪め、そして…
―ん、く…
ぽろと溢れる涙…

全ての帰り支度を終えた彼の脳内にはもはやそれしかない。
手際良くつめた鞄を下げて詰所を後にした彼の両足は最速車両の運用まであと一月も先であるにも関わらず、翼が生えたようように軽く、妻の待つ部屋へまっすぐ駆けるのであった。

そんな期待に胸膨らませ跳ねるように帰ってきた彼がいよいよ妻の部屋の扉と言う名の希望への扉を開けた途端飛び込んで来た光景は、確かに夢にまでみた大皿に山と盛られた太巻きであったがそれと共に…

もきゅもきゅごっきゅん

それを次々と丸のみにしていく秋田の姿だった。
呆然と、玄関に佇む彼の前でえいほえいほと額に汗して巨大な寿司桶一杯に用意された酢飯を鮮やかな手並で巻いて傍らの皿に積み上げて行く妻のスピードは寿司職人選手権にでても優勝を狙えるほどであろう、しかし…
秋田の食べるスピードはそれを遥かに凌駕していた。あれほど高々と積まれていた太巻きの山は既に半分の高さとなり、
「はいよ」
と景気良く積まれた太巻きを
「あらよ」
と掴むと天井近くに放りあげ落ちてきたそれを
「あいよ」
かぽと加えるとそのまま

もきゅもきゅごっきゅん

と呑み込んで
「あー美味し。次!」
けぷ と小さなゲップをしながら次を催促する。それにまた妻が
「はいよ」
と巻き上がったばかりの太巻きを乗せ…
後はそれの繰り返しである。まるでそれは…わんこそばの太巻き版であった。
くらりと襲われためまいに身体を支える為に壁に手をつけば、そこで初めて彼の帰宅に気付いた妻が「あ、お帰り東北」
手を止めるけとなく声をかけてきた。
「これは…」
恐る恐るその真剣な横顔に尋ねれば
「だって、秋田も僕んとこ風の太巻き食べたいって言うから」君が喋ったんじゃないの?今日作るって。
…そういえばそんな事を言った覚えもあるようなないような…
業務中店の前を通りかかったさい今年のはどこにしようか君はどうすると聞かれ自慢気に「今年は上越の地元の太巻きを作ってもらう」と話したような気も確かにするような…
「東北に作るんならついでに僕にも作ってよって言うから作ってるんだけど…」秋田もちょっとスピード落として!
「良く噛まないと身体に悪いでしょ!」
―問題なのはそこだけではない。そう突っ込んでやりたかったが、今彼にとって重要なのもそこではない。今大事なのは…
「上越、その…」
自分の分というより妻の分はどうなったのか。それ見たさに今日の業務を乗り切ったというのに…
彼の問いを最後まできかず妻は
「ごめん。だけど安心して!」
君のは事情話して山形のとこに預けてるから…
「悪いけど、お腹空いてるなら山形のとこで食べて来て」
早手回しににそう返事を寄越した。
確かにこの部屋のどこに置いていても秋田に見つかり奪われてしまうのは必定。妻が安全圏にそれを避難させてくれていたのは有難い、有難いのだが…
「お前は…」
くらむ意識の中最後の力を振り絞り懸命に尋ねれば
「僕は良いよ、もう見てるだけでお腹一杯だもん」
気にしないで食べてきて。それはそうだろう。自分ですら気分が悪くなるほどなのだ、作っている側の身としてはウンザリなのだろう。思った通りの答えが返る。どうすれば翻意してくれるのか。
しかし悩む彼をよそに更にスピードを上げるべく集中した妻は最早彼を省みる事はなく。彼はしょんぼりと肩を落とし言われた通り山形の部屋に向かったのだった。

その夜、彼が見た夢は…自分の自慢のシータイガー太巻きを秋田に丸のみされる夢であった。

 ほんのり?というより大分石油臭いハチコさんご自慢のディーゼル車両はキハ110系200番台
…ったって鉄じゃない人には何が何だかさっぱり分からない。

 
♪君の車両に唇よせてー黙って見送る始発のホームー♪君は何にも言わないからさ君の気持が分からないー♪それでも好きさ君が好きー
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